
昨日新しいPCを導入し以前の環境作りにかなり手間取るかと思いきや、以外にあっさり完了してしまいお昼前にはすっかり時間が空いてしまいました。お昼になり久しぶりにかみさんととらいへそばを食べに行った後、 NEXと一緒にぶらりと出かけました。行く先は足谷町方面一度ゆっくり写真を取ってみたかった場所です。足谷町の手前に来ると猫瀬町・東平町と言うなんだか魅力的な名前に惹かれてちょっとだけ遠回り、でもこの遠回り結構甘く見てました、すぐ横にある足谷町にたどり着くまで延々30分かなりの山道を遠回りすることになりました。
ようやく見慣れた道に出て足谷町まで降りてくると今日は人がいっぱい、どうやら社会奉仕の日だったらしく町に引っ越した人たちも戻って草刈などをしていたようです。
そんな場所を通り過ぎると炭焼きをしているところに出ました。

道路の両脇にまきがたくさん積んであり、あたりは木酢液の香りがぷんぷんしていかにもといった雰囲気です。

炭焼きをしている場所は2ヵ所、どちらもなかなかいい雰囲気です。

たくさんの薪の束これがみんな炭に換わるんですね。後で聞いたのですがこの足谷町家は結構建っているようなのですが住んでいるのは1家族だけ、その方が炭を焼き蚕を育てているそうです。
足谷町から今度は奥平町へ向かいます。このルートはFumiさんが日夜一人で練習に励んでいる場所、車で通ってもなかなか大変な場所なのに起きてすぐにここを全速で走ってゆくなんて本当に神業としか思えません。
奥平町に着くとここもまた何十年かタイムスリップしたような風景画広がっていて思わずシャッターを切りました。(Topの写真)
このあたりは奥平町・中平町・清水平町。東平町と平のつく地名が並んでいます。現在でも市街地に出るには大変な場所、もしかしたら平家の落人達がひそかに移り住んだ場所なのかもしれません。

この家も今はすんでいる人はなく、町に出た人が時々帰ってきてすごすとのこと。

こちらは相当高齢の女性が一人暮らす家。

撮影していると一人のおばあちゃんが声をかけてきてくれました。最近は見知らぬ人が時々訪れていつの間にか色々な物が無くなってしまうそうです、つまりちょっと怪しまれたのですね。(笑)
それでもいろいろ話しているうちに、この奥平町は今はたった4人しか住んでいないこと、しかもそれぞれが相当高齢なこと、だから数年後にはきっと誰もすまなくなってしまうだろうとのこと。話を聞かせてくれたおばあちゃんは現在75歳でやはり一人住まい。数年前までは亡くなったご主人と20年にわたって二枚田幹線道の頂上にあるキャンプ場の管理人をしておられたこと、二枚田幹線道が完成した祝賀式をこのおばあちゃんの家で盛大に行われたことなどいろいろ話してくれました。

すぐそばの倉庫の扉には故郷まつりのポスターが貼ってありました、少し下ればまだ子供たちの姿を結構見ることが出来るので今年もきっとにぎやかにお祭りが行われることでしょう。話をしてくれたおばあちゃんにまた来るから今度も話を聞かせてくれるようお願いして奥平町を後にしました。
途中、西郷トンネルの中で1台のバイクとすれ違いました、その姿からもしかして Fumiさんかなと思い急ぎUターンをしたかったのですが、万一彼だったら練習の邪魔をしてはいけないとグッと我慢。
夕方からはいつものようにプール。こんなに暑いのに途中から僕一人の貸切状態いつものメニューを心行くまで楽しんで来ました。
本日の撮影機材
カメラ Sony NEX-5
レンズ Sony 16mm F2.8 + Fisheyeコンバーター
撮影モード トイカメラ
画像処理 Gimp
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