
1日明けて今日は6月23日。朝起きると何だか体調が良くない、昨日調子に乗って飲みすぎたか・・・。
それでもホテルで朝食を済ませ小雨の丸亀駅で待っていると、8000系の特急しおかぜ3号が入ってきた。この8000系、単線だけど意外に早く乗り心地も良い。

ちなみに洗面所には陶器のボウル。
これで松山まで行きその後は宇和海11号に乗り継ぎ。
松山駅に着いてしおかぜ号を降りると、同じホームに宇和海号が入ってきた。そしてこの車両はJR四国でも人気のあるアンパンマン列車。

上りの先頭がメロンパンナちゃん号。

下りの先頭がバイキンマン号。
やはり子供たちには大人気、着いた途端に記念撮影ラッシュ。

こりゃー子供たちにはたまりません。

そして指定席のシートはアンパンマンシート。

座席のテーブルを倒すとそこにはバイキンマン。
松山内子間は僅か25分で到着。
小雨がぱらつく中内子の散策に出発。

最初に着いたのが内子座。
ここで記念撮影を済ませ歩いてゆくと、下芳我家に到着。

ここはカフェになっていたが、先に進んでゆく。
暫くするといよいよ伝統的建造物保存地区に入ってくる。

こんな通りを歩いてゆくと

こんな路地や

こんな路地

そしてこんな路地などが次々に現れて、いずれも小雨に濡れた風情がなんとも言えず良い。
そして内子に繁栄をもたらした本芳我家が見えてくる。

手前が木村家住宅、その奥の巨大な建物が本芳我家。重要文化財だがいずれも非公開。

本芳我家の住居の部分。

本芳我家は庭は公開されている。そこにあった巨大な楠木。
さらに歩いてゆき後ろを振り返ると。

保存された街並みの中にも人々の暮らしが見える。

そして上芳我家住宅。本芳我家筆頭分家で国の重要文化財、平成20年より改修が行われ平成23年より一般公開が始まった。早速入場料を払いガイドの方に説明をお願いする。

お店の隣にある座敷。

店舗の部分。
木蝋を精製する技術を発見し、僅か100年余りの間に巨万の富を造りだした芳我一族。そしてこの上芳我家は現在のお金にして数百億円という費用をかけて建造されたとの事。
その一つ一つが現在では全く不可能であろうと言うほど見事な部材ばかり、けれど豪華絢爛と言うよりは質実剛健と言ったほうがぴったりと来る一見質素とも見える品格のある見事な建造物である。

奥座敷。

浴室の入り口。

炊事場。

炊事場。
この上芳我家を見学するには最低でも半日は必要だろう。今回はそんなことは思ってもいなかったので1時間程度しか滞在できなかったのがまことに残念。機会があったらまた是非訪れて見たい町であった。
小雨模様の中散策した内子町だったが、この町は晴れてよいお天気よりしっとりとしたこんな日が似合っているように思えた。内子町、福井からはとても遠いけれどまた何時の日か訪れる機会が着てくれることを願わずにはいられ無かった。
内子の散策を終え今日の宿泊地八幡浜へ向かう。八幡浜までは特急で20分、あっという間に到着し今日のホテルスーパーホテル八幡浜へと歩き出す。途中ドラッグストアーを見つけビオフェルミンを購入。朝からの体調が思うように戻らないまま八幡浜の夜へと向かった。
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