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木製の川舟

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3月も終わりになってやっと暖かくなって来た。
今日はお彼岸、午前中墓参りを済ませ昼食後暫く触っていなかったロードバイク2台を日なたに持ち出してメンテナンス。
FOCUS号はそんなにメンテの必要が無くタイヤにエアーを入れて終わり。でもANCHOR号は通勤に使っていることもあり全体的に汚れている。せっかくなのでチェーンもスプロケもフレームもごしごしと磨き終了。
綺麗になると何となく乗ってみたくなる。本当は花粉症が怖いのだけれどマスクをして出発。バイクはANCHOR号。
自宅を出ていつものサイクリングロードを走り中角辺りまで来ると川舟が見える。川漁師が使っているものなのか数隻の船が見える。その中でよく見ると木製の川舟があった。この手の舟で樹脂製のものは良く見かけるが木製のものは珍しい。
早速バイクを降りてカメラを取り出す。

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舳先のほうは少し痛んでいる。

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後ろにまわると碇があった。舟には水が溜まっている。

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樹脂と違って木の舟は眺めていても味わい深い。

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午後の光に木目が浮き出て美しい。

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こんな舟もう作る人もいないのではなかろうか?。

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どこを見ても歴史を感じ、それがまた美しい。

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漁具が乗せて有るところを見るとまだ使われているのだろうか。

こんな舟を見つけることが出来ただけでも今日バイクに乗って良かった。
また時々この舟を撮りに来てみたい、そんな魅力一杯の舟だった。

コメント

あそこには常に2艘程が、やや放置気味に(笑)置かれていますよね。
昭和的な香りがぷんぷんする写真で、^^
何だか、子供の頃の記憶が蘇ってきました。
私が育った長良や木曽の河原にも、いつもこんな船が当たり前に置かれていたんです。

以前、九頭竜川中部漁協の方とゆっくりお話する機会があったのですが、
勿論組織の運営は鮎・桜鱒を中心とする釣客の管理(遊魚料徴収)が中心業務となる様ですが、そもそも御自分達が『好き者』の集まりのようで、普段から川魚を採って食する事を楽しんでおられるみたいです。特に落ち鮎の時期や鮭が昇る季節にはちゃんと漁師になって、組織的に網を入れて漁を行うそうです。私は、中角橋の上の芦原街道の橋(正式名知りません^^;)の上流に網が渡して仕掛けられているのを見ると、『あ、サケが昇ってくる季節になったんだな。』って、秋の深まりを感じます。^^

2014/03/23 (Sun) 23:50 | Fumi #- | URL | 編集

Fumiさん、お久しぶりです。

そうですね、以前からあそこに川舟があるなって思っていたのですが、どうせ樹脂製だろうとじっくり見たことがなかったんですが、昨日ふと見ると木製だったので嬉しくなって寄り道をしてしまいました。

> 私が育った長良や木曽の河原にも、いつもこんな船が当たり前に置かれていたんです。

いいですね、長良川の風景によく似合いそうで素敵な気がします。
そんなの見つけたらそばを離れられなくなるでしょうね、晴れの日もいいですが雨の日も雪の日もいろいろ撮ってみたいです。
川漁師も以前のように魚が獲れないので専業でやっている人はもう殆どいないのでしょうね。そんな中でたとえ趣味でも細々と続いていることは嬉しいです。
中角橋の上、ああ天池橋ですね。昔は今の中角橋が道路橋で天池橋は道路が新しくなって出来た橋です。
九頭竜川もダムや堰堤が多いので遡上する魚が昔に比べて減ってしまったようですね。
僕が子供のころは舟橋の辺りも水が綺麗で深くもなく家族連れで水浴びをする人がたくさんいました。僕も親とバスに乗って出かけましたよ。

2014/03/24 (Mon) 12:54 | A-FOCUS #zHAUYs2U | URL | 編集

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